小川孔輔名誉教授より多くの学びをご教示いただいて株式会社アクアは成長を続けてまいりました。
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現専務の泰正が法政大学経営学部に、入学した翌年に、次期の経営学部長に決まっていた橋本寿朗教授が、急性大動脈解離により急逝されました。享年、55歳でした。
その後を継ぎ、小川先生が経営学部長として、就任され、学部長講演会が開催されました。
私は大学生活に馴染めない息子の泰正(現・専務)の事を悩んでいたこともあり講演会に参加しました。
そして泰正を連れて、親子でボアソナードタワーの小川先生の研究室を訪ねました。そして、小川先生が当時、大学院の建物の中にあった部屋を借りて、本部にしていた、「JFMA日本フローラルマーケティング協会」で事務仕事の通えるように取りあってくださいました。そして毎日事務局に通い、オランダの研修ツアーにも参加させていただきました。
4年後娘の三貴(現・取締役)も、法政大学経営学部経営戦略科に入学をし、泰正(現・専務)同様小川先生のマーケティング理論を学びました。
小川先生のもとで学んでいた学生の頃は現取締役の三貴と日大で女子大生期間が重なったので、ふたりで「学生証」を使って映画等を楽しみました♪もちろん学割でです(^^)
卒業に向けて、就職に当たっては、小川先生よりアドバイスをいただき、ブックオフの創業者であり、その事業からフードビジネスへと、転換された、俺のイタリアン、俺のフレンチ等の回転率を上げて、有名なミシュランシェフ、高級食材等を使用して、沢山のお客様に低価格でサービスする業態を開発された、今は亡き坂本孝社長の元に新卒で就職しました。
8年間、俺の株式会社でフードビジネスの、現場、マネジメントを学びました。
和食、フレンチ、イタリアン、焼き鳥、焼肉、高級食パン等にも触れ、相当数のミシュランシェフ達とのご縁を得る事が出来ました。
私は(4歳、2歳、0歳)の子どもを連れてシングルマザーになり、実家の大宮を出て子供と4人で小学校への入学と同時に浦和市岸町のマンションに転居しました。教育環境が整った文教都市浦和の名門公立高砂小学校、岸中学校へ進学させる為でした。
孟母三遷、3回の、引っ越しをしました。
1回目は高砂岸中学区を目指して実家の大宮から岸町へ転居しました。
2回目は桜の綺麗な公園が隣にあってすぐ近くに南浦和図書館がある根岸のマンションでした。
そして3回目は高砂岸中学区内で、広くて株式会社アクア本社と、家族が共に助け合って暮らせる自宅部分を一緒に建築出来る土地に巡り有って2019年、根岸から神明へ本社屋を建てての転居でした。
南浦和図書館へは度々本や紙芝居を借りに行き子供たちに紙芝居を読みきかせたこともありました。日常の中に本や紙芝居があることは私にとっても子供たちにとっても大切なことでした。
一人で三人の子育てと家事や経営を守るという事は想像していた以上に日々とても時間が足らず、子供達との時間を多く取ることは出来きませんでしたが、こうした思い出を重ねることができたのは、この地を選んだからだったと思います。
シングルマザーの私に、地域の皆さんは本当に優しく接してくださって助けてくださいました。子供達は鍵っ子で鍵を忘れてしまった時等は、ご自宅に招いて、夕食をご馳走してくださったりと家族の様にお付き合いをしてくださいました。今、ブーランジェベーグ南浦和店は正しく学区内の店舗です。地域の皆様へのご恩返しにもなりたいとの思いも深いベーカリーカフェブーランジェベーグです。
私は50歳で、日本大学法学部法律学科に社会人入学をしました。何の資格も持っていなかったので、当時不動産バブルで脚光を浴びていた、宅建の資格を取るために予備校に通いました。
民法の講師の授業がとても興味深く、いずれは宅建の枠を超えて法律を広く学びたいと考えていました。
それから、20年の時を経て専務となった息子の泰正はさいたま市立高砂小学校のPTA会長を本年度より拝命しました。
昨年度も、小学5年生の児童と、パン作りのプロジェクトをコラボレーションをしました。
ITリテラシーがとても高い小学生たちがPCで理想のパンを描き、ベーグのパン職人がそれを実際のパンとして製造して、販売いたしました。とても良い経験を得る事となりました。
又、日大を4年後卒業する際このまま学びをやめてしまうのは名残惜しく、社長業と学生は兼業する事が出来る、又より深く学びを広げて株式会社アクアの成長に繋げたいと思い、小川先生がいらっしゃる法政大学経営大学院イノベーションマネジメント研究科に入学して経営学修士のMBAのタイトルホルダーを目指しました。
MBAタイトルホルダーと、なった修士論文は「女性を経営に活かす中小企業型働き方改革」
女性が光り輝く社会を目指す
~働きたい女性がそれぞれのライフスタイルの中で生き生きと働き高い生産性を上げる為に~
指導教員:松本 敦則 教授
です。
松本 敦則 教授とのツーショットです。
ヤオコーの川野会長は小川先生とのご縁がとても深く、イノマネでの授業の機会がありました。
その際、イノマネの授業の合間に小川先生の、研究室で直接お話を伺う機会をいただきました。ご自身がお母様がご苦労なさっている姿に触れお母様を助けたくてスーパーマーケットの経営に参加した事、東京大学法学部を卒業して、弁護士に、なろうと考えていて、商人になるつもりは無かった事等をお聞かせてくださいました。
そして、丸広百貨店南浦和店に、ヤオコー様が、出店なさる時は「德永さんがベーグを出店しているから、南浦和店のヤオコーはベーカリー業態のピノは出店しません!」と、お話をいただきました。そのためヤオコー南浦和店はヤオコーさまの店舗の中で唯一ベーカリーピノが無い店舗となっています。本当にありがとうございました。大変感謝をしております。
沢山の思いを持って最善最適より良い効率化を実践して、進んで参りました。今後ともますますのアクアの成長、進化、発展を進めて参ります。
ありがとうございます。