「京都新食材取材ツアー3日目は生麩の老舗を2件訪ねました。」

 

錦市場で見かけた「麩嘉(フーカ)」さんは、京都御所近くに本店が有ります。
早速訪ねてみました。

 

 

足元には美味しい湧き水がコンコンと湧き、このあたりの人はそれを汲みに来るそうです。
炒ったほうじ茶を出してくれましたが、本当に美味しいです。
京都は水が良いからお料理が美味しいと伺いましたが、正しくお水の美味しさは格別です。
麩嘉さんの麩饅頭は笹で巻かれていて、本当に美味しいです。

 

 

京都伊勢丹の中にもお店を出されています。

「甚兵衛麩」さんの本店は、五条大橋の東南詰、五条大橋大橋を渡った直ぐの所にお店が有ります。
2階には、江戸時代の貴重なお弁当箱を集めたお弁当箱博物館が有ります。

 

 


内部は立派なクラシカルなテーブル、椅子などの家具が並べられ、とても優雅なお部屋です。

関東では無い文化に触れて、とてもテンションが上がります。

正しく100年以上継続する、商いとは?とても考えさせられます。
「拘り」「フィロソフィー」「コツコツ」と言ったキーワードが頭の中を駆け巡ります。

私にとって憧れの都、大好きな京都の老舗を仕事として巡れる事はとても楽しくて嬉しいです。
ワクワクするばかりです。
近々、再度訪ねる約束をしました。

「グルテン」「もち粉」から無添加で作られる生麩は、とても優しく懐かしい味がします。
昔、殺生を嫌い修行僧はベジタリアン。蛋白質を動物性蛋白が摂らず、
植物性蛋白を精進料理でお麩やお豆腐、湯葉などから、摂ったそうです。

私たちは現在、毎日、とても贅沢な飽食の生活スタイルですが、
カロリーは低く高タンパクで、ヘルシーな生麩はとても魅力的です。

 

 

アクアのカフェやグルメフードコートで色々使ってみたいと思いました。
伺うと、甚兵衛麩の当主11代目は長女さんで女性の社長様とのことです。

女性の感性でお料理を研究なさって、生麩のお料理のレシピなども出版なさっているとの事でした。
営業スタッフの方と改めてお目にかかれたらとは話が弾みました。

とても楽しみです。
どうぞよろしくお願い致します。

ありがとうございます。

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お弁当箱博物館のHPはこちらから↓

http://www.itohkyuemon.co.jp/site/kyoto/tuu312.html

「麩嘉(フーカ)」さんのHPはこちらから↓

http://www.fuka-kyoto.com/