岡本先生のご専門はIT、先生の研究の深い所まで触れる機会です。

世界最大の化粧品コミュニティ「アットコスメ」の事例を通して、従来のマーケティングとは、異にしたITマーケティングのスタイルを理解することが出来ました。

やらせや、企業側都合では無い、自分と同じ一般ユーザーのダイレクトで偏らない中立性が感じられる感想などをユーザーは信頼するという事に当然ながらIT時代のスタイルを考える機会とすることが出来ました。

設立から17年。登録メンバー320万人、クチコミ投稿数1254万人、20～30代の女性3人に1人が利用。売上高71億4000万円 東証一部上場と言う素晴らしい内容です。

ポスデータや出荷データでは、事実が分かるだけだが、クチコミは能動的なものであり、ユーザーの意思決定要因を解明するのに不可欠な情報である。

「売りつけられる」と言うプレッシャーを感じないで安心して活用できる。等々多くの学びを得る事が叶いました。

今後に繋げる、とてもこれからの貴重な情報を得て気付きを持ち帰ります。

家の中の全ての電化製品がITと、繋がることが、目の前に来ている。

それこそ、掃除機が「汚れた部屋を掃除して！」と、話し出すのでしょうか。

また、クラウドコンピューティングについて、院生チームに依る発表がされました。

アマゾンやグーグル、サイボウズのクラウドを利用すると中小企業に於いても低コストで大きな効果を出せるとの事です。

例えば特養などの高齢者介護施設では、日報管理をスタッフ間の情報共有ツールとして活用し作業の効率化を果たし、ユーザー受益者に対してより高いサービスを提供できる。

入力時間の短縮なども果たし大きく効果を出しているそうです。

オーガニック農産物などの実店舗、ネット小売業者がクラウドサービスにより、クロネコヤマトのセンター内に配送センターを持って顧客のニーズに細かく対応したサービスを提供できるなど、目からウロコの発表を聞く事が出来ました。

是非アクアでも、現在はスケジュール管理程度ですが、今後クラウドコンピューティングの導入の可能性を模索しより深めていきたいと考えました。

ありがとうございまました。