「未修学旅行記 in 北陸ツアー 加賀屋 1日目」

3連休の3月19.20日(土、日)北陸新幹線開通特需で大にぎわいでごった返す北陸エリアの名旅館「加賀屋」に向かいました。

プロが選ぶ日本の旅館36年連続第一位に君臨する超有名な名旅館です。

1000名以上が宿泊出来る巨大なテーマパークの様な温泉旅館に感服しました。

法政大学経営大学院イノベーションマネジメント専攻第11期2年制14名御一行の修学旅行です。

私は半年間休学中、留年したのでメンバー達と一緒に修了していませんが、記念旅行として、

同期入学メンバーとしてお誘い頂きご一緒しました。

20代から40代のあらゆる、ジャンルで活躍するMBAライセンスを2年間で取得した同期の優秀なメンバー達です。

大手コンビニチェーンから企業派遣で入学した管理職、

既に起業している若手経営者、

アジア圏で活発に半導体ビジネスに取り組む複数企業の経営者、

中国で外資系企業勤務を経験して来日した女子留学生、

ロンドンでの日本食での起業を目指す外資系ビジネスマン、

生保会社の役員秘書、

外資系世界規模の医療ワクチンや体外検査薬ディーラーの語学堪能な女性管理職、

自動車メーカーの開発研究者、

高額医療機器のファイナンスリースを担当するビジネスマン、

父親が経営する高級高齢者施設の二代目役員、

高齢者介護施設から企業派遣での履修者、先端IT、

web関連のエンジニア等々見渡すと正に現代を生きる有能な担い手達のルツボ!とても有能な仲間達です。

この様な友人を得ることが出来たことはとても貴重で光栄な限りです。

 

羽田から能登空港へ飛び、マイクロバスで能登の朝市へと向かいました。

以前、一度訪ねた時の漆器屋さんに立ち寄りました。

手頃な普段使いのお茶托と菓子皿を選びました。

会計の時、菜箸を入れてくれました。

確か以前も同じ様に菜箸を頂いて嬉しかったことを思い出しました。忘れていた記憶が蘇ります。

この事がとても好印象だったのだったと思い出しました。

「返報性の理論」を自身の身を持って改めて確認しました。

オーナーらしき笑顔の溢れるいっぱいのおばあちゃんから気持ち良くプレゼントを頂いたことが、

意識の深いところに刷り込まれていたのだと。

朝市の通りを歩いて行くと輪島塗の漆器屋さんがカフェを営業していて、素敵な漆器の数々がディスプレイされ、

上質なドリップのコーヒーや紅茶と、とっても美味しい自家製チーズケーキが食べられました。

こんな海辺の町にとってもおしゃれなカフェがある事がインパクトが有りました。

若いオーナーさんが声を掛けてくれました。

銀座ソニービルで10軒の輪島塗の仲間で3月いっぱい輪島塗の展示即売イベントを開催中だとの事です。

覗いてみたいと思いました。

今回の旅行は若い幹事さん達がネット、食べログなどでしっかりリサーチし最適なコーディネートをしてくれたので

どこへ行ってもハズれません。

ランチの海鮮丼も素晴らしい美味しさです。海のまん前にある輪島ですが、

お魚の新鮮さは素晴らしい限りです。あまりの美味しさに一気に完食してしまいました。

本日のメインイベントの千枚岩に向かいました。

市役所が企画していると言う世界農業遺産能登の里山、

里海プロジェクトで稲畑を1年2万円で借りて私たちのお米を栽培してくれるとの事です。

その隣には小泉純一郎さん進一郎さん、

安倍首相の奥様、

北京飯店さんなどの畑が並んでいます。

1年で約10キロのお米が収穫出来るそうです。

再度訪れて食べましょうとの事です。

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とても楽しみです。

是非行ってみたい!と、とても興味が湧きました。

加賀屋さんに到着すると、SMBCグループのOBでもあり、

加賀屋さんのスタッフも長くされて来た雅総合研究所の鶴田常務が出迎えて下さいました。

今回は「特別に」平成元年に設備された20人分の手に値すると言う

IHI石川島播磨重工の加賀屋さんオリジナル配膳システムを見学することが出来ました。

スタッフ達が配膳にかける時間が勿体無い、もっと簡素化出来れば、

より、お客様サービスを手厚くかけられると希望があった中での開発だったそうです。

これだけの仕組みを30年前に設備されたと言うことに深い感動を覚えます。

どれ程の思いを持って経営をされているのか、とても感動を覚えま。それでも尚、

もっとロスタイムを減らせないか?とオーナーは常にイノベーションを求めていらっしゃると伺いました。

又、私が大好きな九谷焼や加賀友禅、金箔の美術品の銘品の数々、

などどれも人間国宝の方々の作品がふんだんに飾られています。

その数々の作品をとても丁寧にガイドして下さいました。

とても貴重で楽しい時間でした。

2日目に続く。