お正月明けの初めのお仕事で伺ったマミー総会で、 思いがけず戦場カメラマンの渡部陽一さんのお話を聴く機会に恵ま れました。
何故、戦場カメラマンの方を講師でお招きされるのだろう? ととても不思議でしたが、 最後まで聴く内にその理由が溶けて参りました。
渡部陽一さんは、とても純粋な方で、胸を打たれました。
あの独特な語り口、 身振り手振りを添えて精一杯心を込めてお話して下さいました。
特に印象に残ったのは、渡部陽一さんが大学生の時に習った、 現代でもまだ未開族である、 裸族ピグミー族を見たいと思い立ちアルバイトで貯めた貯金でアフ リカを訪れウガンダで100万人もの命を奪ったジェノサイドに遭 遇したこと。
血を流し助けを乞う子供達を目の前にし、 何が自分に出来るのかを問うた時、 大好きなカメラでこの現実を世界中に知らせる事ではないかとの思 いに至ったとのことです。
そして彼は今日まで多くの戦地を訪ね其処彼処で、 カメラを持ってその現実を世界に伝える事を続けて来たそうです。
イラク、アフガニスタン、 スーダン等々数知れず訪ねてはシャッターを切ったそうです。
本当に純粋な魅力的な方でした。
そして無関心でいてはいけないと、感じさせられました。
もちろん自分の責任も果たさずに人の事を心配しても始まりません が、広く視野を開いて何事にも好奇心を持ち、 興味を持って自分の意見を持ち行動する事がとても大切なであると 感じさせられました。
無関心であっては、ならない。
何事にも、自分に何が出来るのか? を自らで答えを探していく事が大切だと思いました。
微力ながら、少しづつ歩んで参ります。