「第13回全国農林水産物直売所サミットに参加する為に長崎県大村市に行ってきました。」

大村市の市長さんは車椅子で公務をこなす、凄腕。日本でオンリーワン車椅子市長さん。車椅子でご登壇なさり、力の入ったスピーチにとても感動を覚えました。

農産物直売所に興味を持つきっかけとなったのは偶然テレビで紹介されていた福岡県糸島の「いと彩菜」と言う、地域農協のJA糸島さんが運営する農産物直売所に興味を持ち訪ねたことがキッカケでした。

年間30億円以上を売り上げると言う日本一の農産物直売所。

初めて訪れた時、本当に圧倒されました。

生産者さん達が手塩にかけて収穫した、農産物を自らお客様にお渡しする場所。正しく農産物直売所です。

豊富な蘭の鉢植えや色とりどりの切り花などが所狭しと並んでいます。

今朝収穫したばかりの野菜、果物、精肉、鮮魚まで新鮮さは折り紙付きです。

地産地消。市場を介さず収穫したその日、翌日には消費者の手元に届く。

生産者の真心込めて栽培された農産物が心を込めて並べられて、それをお客様が直接手に取って選んでいる姿にはとても大きな感動を覚えました。

その様な訳でサミットに参加してみました。

サミット終了後の懇親会で日本中の農産物の生産者さんや、直売所を運営されている方々、全農さん、全中さん等の関係者の方々と交流を持ち、多くの情報を得ることが出来ました。

それを機会に歩く先々で直売所を訪ねる様になり、私のイノマネでの研究テーマになりました。

直売所、有機農産物、オーガニック、認証制度など、食に携わるアクアとして、絶対目が離せないと、感じています。

懇親会場となった「シュシュ」を運営する法人の社長さん、専務さん。素晴らしいバイタリティでアイディアをどんどん実践されて楽しんでいらっしゃいました。

農産物産直販売所に併設して、手作りパン屋さん、新鮮な素材をふんだんに使った自然食バイキングレストランでウエディングや法事まで請け負い、イチゴ狩りなどの施設全体を十二分に活用なさっていました。

その取り組む姿勢がとても、参考になり沢山の刺激を受けました。

食材の輸送は大テーマですが、如何に新鮮で安全な素材をお客様にお届け出来るのか、それを調理してご提供できるのか、いく先々で新鮮な野菜の鮮やかな天然色のお料理などを食べるたびに心が揺れます。

出来ることを捜して出して、取り組みたいと考えています。